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プランターデビュー

一念発起して俺もプランターデビュー、万能葉ネギを育て始めたんだけれど、イヤァ、やっぱり自分でタネを植えた植物というのはかわいいモノだナァ。

植物は前にも「幸福の木」というのをずっと何年も育てていたことがあって、そのときはその「幸福の木」は2年ごとにひと回り大きな植木鉢を欲するペースですくすく育ち、数回の植え替えを経た数年後にはもうベリーロールでは飛び越えられないほどの高さといつ元服してもおかしくないほどの広がりを誇るまでに成長、さすがにここまでくると「もっと大きな植木鉢ありませんか」という俺の問いに対する店員の答えは「あそこのコーナーになければないですねー」の一点張り、そのそっけない返答には右側頭部を週刊少年マガジンで強く殴られたかのような鈍い痛みを覚えると同時に「ないですねーないですねーないですねー」と脳内にリバーブがかかる感覚味わうことも幾度となく経験、結局「仮にも植物を育てる以上これは避けられないコトなのだ」と諦観するとともに「いやしかしそれにしても俺もよくここまでひとつの植物を育て上げたものだ」「自分で自分をほめたい」との感慨もまたしきりに、その「幸福の木」は俺にさらなるボタニカル事業拡大を推進させんばかりのやる気と勇気と、文字通り「幸福」をもたらしてくれていたんだけれど、ひとつの契機としてその後の居住環境の極端な悪化により程なくそれを荼毘に付す結果となってしまったコトは今にして思えば俺の植物栽培への意欲を失わせた原因の何%かを担っていると考えられないこともないのであった。

しかしそんな俺の考えもここ数ヶ月の間ハーブをはじめいろんな種類の植物を間近に感じるようになってからというものその成長ぶりを何度か目にするにつけしだいに軟化、最終的にそれら植物がしたたかなかわいらしさでもって俺の内なる母性の表象であるところの両の乳房(にゅうぼう)に「自分でもなにか育ててみたら」と強く訴えかけるのをしかと感じとった先日、ついつい根負けした形で「よし俺も育ててみよう」と思い立ち「ただし甘やかしはしないから覚悟しておけ」との思いも同時に抱きながら節分の要領でしかし一粒たりとも無駄にしない気弱さで万能ネギのタネをプランターにパラリふり蒔いたのであった。

何日か経過した今日、先ほど見たらすでに芽が出始めている様子。見た瞬間には思わずやったと叫びそうになってしまった。

ウーム、三十路に入って俺も急にまるくなったかナァ。
イカンイカン。

運転免許証更新

3年ぶりに運転免許の更新に行ったんだけれど、イヤァ、この3年の間にも運転免許制度はめまぐるしい変化を遂げていたのだナァ。
飲酒運転の罰金が高くなったとか、高速での2輪車の2人乗りが解禁になるとかいうことは前から知っていたけれど、今回の免許センターでの講習で(おそらく新聞の片隅には書いてあったコトなのだろうけれど)気づかないでいた意外な改正があったりしてちょっと驚いてしまいましたヨ。

例えば...ウーム、驚いたわりにいい例はちょっと失念してしまったけれど要するに普段なかなか気づかない細かいところで、運転免許制度というのは一日一歩三日で三歩汗かきベソかきそれでもその歩みを止めるコトなく汗も拭うコトなくそれでいて道路交通法という枠組みから決してハズれることなく独りただ市民の安全のためにのみ原形質流動を続けているというのはどうも確からしいのであった。

2、3覚えているなかで一番印象深かったのは免許の有効期限が伸びていたということで、前回までは「誕生日まで」有効だったのに今回は「10月19日まで」と1ヶ月間延長されていたというコト。

そして通常3年だった有効期間がいつのまにか「通常5年」になっていたというコト。

俺はいままで免許は3年ごとに更新してきていたけれど優良運転者は5年ごとに更新というコトはもちろん知っていたから、更新連絡書が届いたときに「更新後の有効期間は5年」と書いてあったのを見たときには「そうかそうかとうとうゴールド免許か俺もまたひとつ大人の階段を登ったナァ」とほくそえんでいたんだけれど最後の最後、免許証を受け取ってみたらなんとそこに見えるは、

平成21年10月19日まで有効

の寒々とした文字のbackground-color。

これを見たときには一瞬言葉を失った後さすがに大いに目を見開き動揺し汗は噴出手足は痙攣、ガックリ肩を落とすと同時に「俺は20代最後の狼狽をこんな所こんな状況でしてしまうのか」「そしてああ、俺は免許証同様ブルーな心持ちを5年間財布にしのばせたままこれからもサンモール一番町商店街を歩くことになるのだ」と思うにつけ心はますます凄然と冷ややかに、これにはただただ鼻をつまんで目をつぶるより仕方がなかったのであった。

ウーム、そうそうそういえばよく確認してみれば、ちょっと急いでいた4年前の7月15日、信号赤になったその直後に交差点に入った俺を見逃さなかった白バイが、これ以上ないというくらい磐石な速度で俺を捕らえて西村雅彦の顔で情け容赦なくキップをきって立ち去っていったのを思い出すのである。
まあ俺としてはそのときほど体内にエンジェルダストを投与して欲しいと願ったコトもなかったのだけれど、それも叶わぬ夢。

次のゴールド免許の機会は35歳まで待たざるを得なくなってしまったのであった。クヤシイ。

ちゃらおプロフィール

  • 【生年月日】S49年9月19日
  • 【住所】宮城県仙台市
  • 【出身】北海道函館市
  • 【SNS】mixi,twitter,FB

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